- 導入
- 第1部:なぜ「研究者」か
- 1. 第1部の概要
- 2. 良い人生とは何か
- 2.1. 人生と生き方
- 2.2. 仕事と意味
- 2.3. コラム:真面目に過ごさない大学生の自己矛盾
- 3. 生産的な営みとしての研究
- 3.1. 知的生産とは
- 3.2. 創造と反復
- 3.3. コラム:アウトプット主導の時代における学び
- 4. 困難に立ち向かう心構え
- 4.1. 失敗との付き合い方
- 4.2. 内発的動機付け
- 4.3. コラム:信頼のある場でこそ批判が生きる
- 5. 「研究者」になるという選択
- 5.1. 研究者の人生のパス
- 5.2. コラム:進学判断のリアル
- 第2部:研究の全体像と基本理解
- 6. 第2部の概要
- 7. 研究するということ
- 7.1. 問いを立てることの意味
- 7.2. 未知に向き合う態度
- 7.3. コラム:なぜ「わからない」を大事にするのか
- 8. 学術研究とは
- 8.1. 学術の役割
- 8.2. 学術の自由と責任
- 8.3. 論文・学会の価値と意味
- 8.4. コラム:学術的誠実さとの向き合い方
- 9. 研究者とは何か
- 9.1. 研究者の役割と資質
- 9.2. 研究者の多様性
- 9.3. コラム:優秀さとは何か
- 10. あなたにとっての研究
- 10.1. 個人の問いと動機
- 10.2. キャリアとの接続
- 10.3. コラム:あなたにとっての研究 ― 古池の場合
- 第3部:研究実践の流れ
- 11. 第3部の概要
- 12. 研究テーマを決める
- 12.1. 文献調査の基礎
- 12.2. 研究計画の立て方
- 13. 日々の研究の進め方
- 13.1. 進捗管理
- 13.2. メンターとの対話
- 13.3. ゼミ・研究室内の議論
- 13.4. コラム:研究は「日常の積み重ね」だと気づいた日
- 14. 研究発表と論文化
- 14.1. 学会発表(予稿・練習・発表)
- 14.2. 論文執筆の流れ
- 14.3. 査読・フィードバックを受ける
- 15. 新しいテーマへの展開
- 15.1. リサーチアジェンダの設定
- 第4部:時間の使い方と優先順位管理
- 16. 第4部の概要
- 17. 優先順位のつけ方
- 17.1. 重要度と緊急度のマトリクス
- 17.2. やること・やらないことの決め方
- 17.3. コラム:「断れない」から「選べる」への変化
- 18. 計画の立て方と進捗管理
- 18.1. 短期計画と中期計画の連携
- 18.2. 進捗の可視化と調整
- 18.3. コラム:計画倒れから学んだこと
- 19. 効率とパフォーマンスの最適化
- 19.1. 時間を伸ばすのではなく効率を上げる
- 19.2. 集中力の高め方と維持法
- 19.3. コラム:研究者の集中ゾーンとは
- 20. 趣味・休息との付き合い方
- 20.1. 趣味と研究の相乗効果
- 20.2. 休息の質とリフレッシュの重要性
- 20.3. コラム:研究者の1日のリアル
- 21. メタ認知と時間管理の改善
- 21.1. 自分の時間の使い方を振り返る
- 21.2. 改善サイクルを回す方法
- 21.3. コラム:自己管理を助けるツールと習慣
- 第5部:研究スキルと実践知
- 22. 第5部の概要
- 23. 論文の構造と種類
- 23.1. IMRAD構造とは何か
- 23.2. ジャーナル論文
- 23.3. 会議論文
- 24. 論文から逆算する研究設計
- 25. メソッドの書き方
- 25.1. 定性的研究
- 25.2. 定量的研究
- 25.3. システム開発研究の特徴
- 25.4. コラム:「正解」のない方法選択との向き合い方
- 26. 実験・調査の設計
- 27. データ収集・分析と再現性
- 28. 論文執筆のプロセス
- 28.1. タイトル・アブストラクト
- 28.2. イントロダクションの構成
- 28.3. コラム:「書けない」から「書ける」への転換点
- 29. 関連研究の探し方・読み方
- 30. 引用と参考文献の扱い
- 31. 図表・統計・可視化の技法
- 32. 校正・リライトの技法
- 第6部:発信・評価・フィードバック
- 33. 第6部の概要
- 34. 学会発表の種類
- 34.1. 口頭発表
- 34.2. ポスター発表
- 34.3. コラム:初めての学会発表で学んだ「伝える」ということ
- 35. 国内学会と国際会議
- 36. 論文投稿プロセス
- 37. 査読の仕組み
- 37.1. 査読コメントの読み方
- 37.2. 査読対応の書き方
- 37.3. コラム:初めての査読で知った「建設的批判」の意味
- 38. 採択・リジェクトから学ぶ
- 39. 査読者になるということ
- 40. 研究発信の工夫
- 40.1. スライドの作り方
- 40.2. SNSと研究
- 第7部:研究者のキャリアと未来
- 41. 第7部の概要
- 42. 博士課程とは何か
- 43. アカデミアと企業研究
- 44. 研究資金と科研費
- 45. プロジェクトマネジメント
- 46. チーム研究と共著
- 47. 国際共同研究
- 48. 研究倫理と剽窃
- 49. モチベーション管理
- 49.1. コラム:研究への情熱を見失いかけた時
- 50. 研究コミュニティへの貢献
- 第8部:研究の未来とあなた
- 51. 第8部の概要
- 52. 社会と研究のつながり
- 53. 学び続けるということ
- 54. 研究者として生きる
- 付録:古池研究室の世界
- 55. 付録の概要
- 56. 古池研究室とは
- 56.1. 研究室のミッションとビジョン
- 56.2. ITS研究の特徴
- 56.3. モデル・実装・分析の強み
- 57. 研究室の研究テーマ
- 58. 研究室の文化とルール
- 59. 研究室での成長のしかた
- あとがき
- 読者へのメッセージ
- これからの研究者へ